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京都府立植物園

日本一おもしろい、心やすらぐ植物園

 京都府立植物園は「日本一おもしろい、心やすらぐ植物園」をコンセプトに運営される、四季折々に異なる姿を見せる植物園です。日本最大級の回遊式観覧温室の他、利用者の憩いの場として、カフェや休憩所、授乳スペースもあり、子供から大人まで一日中過ごせる、まさに「日本一おもしろい」植物園です。

 京都市街地からほど近く、アクセスの便利な立地であるにも関わらず、甲子園球場の約6倍の広大な敷地面積には心癒される花や木々、珍しい熱帯や高山植物など約12000種の植物が植えられています。

苦難を乗り越え発展してきた植物園

 日本初の公立総合植物園として1924年1月に「大典記念京都植物園」として開園しました。
 園内に鎮座する半木神社とその周辺環境である、なからぎの森の原生林は開園前と同じ姿を今に残しています。

 1941年12月に太平洋戦争が始まると菜園が設けられ食糧増産の場として使用されました。1945年の終戦後、連合軍に接収され、連合軍の住宅地となり多くの樹木が伐採されます。その後ようやく返還され再整備を行い、1961年4月に憩いの場・教養の場として再開園を遂げました。

2020年の苦難

 植物園は毎年、桜が見頃となる3月から5月に年間入園者の半数、約40万人の来園者があります。しかし2020年は、新型コロナウイルス感染症の対策として、4月3日から5月17日までの45日ものあいだ休園を余儀なくされました。
 休園期間であってももちろん植物の栽培管理は必須であり、職員に1人でも感染者が出てしまうと完全封鎖から植物を枯らしてしまうのではないかという怖れと戦いながら、職員の業務時間をずらす等感染対策を徹底しました。
 残念な思いがありながらも、平時では閉園後にしか行えない伐採や剪定移植作業等を進めました。

 土曜ミニミニガイドという職員が来園者に園内を案内するサービスにかえ、休園中の園内の様子を「オンラインミニミニミニガイド」としてweb動画により提供しました。

京都府立植物園ミニミニミニガイド バックナンバーから全ての動画をチェックできます。

四季折々に美しい植物

 季節ごとにさまざまな姿を見せてくれる植物園の木々。約12000種の植物がそれぞれ見頃の時期に花を咲かせます。

冬から春にかけてが見頃の植物(1~4月)

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セツブンソウが咲く2月が過ぎ、アマミアセビ、ブルビネラが春を告げます。4月の主役は当然サクラ。ソメイヨシノを中心にライトアップで夜も楽しめます。

春から夏が見頃の植物(5〜8月)

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5月の主役はエキウム・ウィルドプレッティー。宝石の塔とも呼ばれる、2メートルを超える花の塔が林立して来園者の目を楽しませます。6月にかけて咲くバラも大人気。

秋から冬にかけて見頃の植物(9〜12月)

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9月にヒガンバナが咲くと少しずつ涼しくなってきます。露地植えのシクラメン・ヘデリフォリウムを楽しんでいると秋はどんどん深まっていきます。コダチダリアが咲く頃には紅葉も真っ盛り。

秋の見頃、バラとコスモス

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 取材に伺った11月上旬には見頃を迎えた色鮮やかなコスモスが咲き、ばら園はさまざまな種類のバラで彩られていました。

秋の見頃、紅葉ライトアップ

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 11月下旬、紅葉がピークの時期にも取材に伺い、鮮やかな紅葉がライトアップされ幻想的な雰囲気でした。「世界の紅葉ライトアップ」として、イロハモミジやメタセコイアなどの世界の木々が光で彩られました。

通年の見頃、観覧温室・四季彩の丘・桜林など

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 観覧温室では、世界各国の高温多湿・乾燥地域に生息する植物に適した環境を常に管理されているため、一年を通して日本ではめずらしい植物の姿が楽しめます。
 四季彩の丘では、シーズンごとに彩りの変化が楽しめます。取材時期(11月)、四季彩の丘では鮮やかなサルビア・レウカンタ、四季彩の丘の南にある水車近くでは、貴船神社とここ植物園でしか見られないキブネギク、桜林では秋冬に花を咲かせるめずらしい桜も見ることができました。

日本一おもしろくあるために

左右の2枚の葉が伸び続ける、1000年生きるキソウテンガイ

 日本で3種揃った姿を見ることが貴重な「仏教三大霊樹」や、気候的に難しいとされる熱帯植物の栽培など、植物に詳しい人でも楽しめる珍しい植物も揃っています。
 職員自ら熱帯や高山など現地へ調査に入り、環境管理について勉強したり、国内の植物園同士で植物の管理や入手について様々なコミュニケーションをとっています。

 府民にとって身近な存在である京都府立植物園。幼少のころから身近にあり、学校では校外学習で訪れます。大人になるとデートスポットとして利用し、家庭を持つと子供と、その後孫と訪れ、人生と共にある存在になっている人がたくさんいます。
 植物に詳しい人が見て楽しく、教養の場としておもしろく、人々の憩いの場として心地よい。そんな誰もがそれぞれの「おもしろい」を満たせる「日本一おもしろい」植物園です。

土曜ミニミニガイド

 植物園職員の方と園内をお散歩できる土曜ミニミニガイド。見頃の植物を解説いただけます。1月は4回の開催を予定されています。ぜひ足を運んでみてください。

  • 土曜ミニミニガイド
    • 開催日程   毎週土曜日
             13:00 〜 13:45
    • 集合場所   植物園会館前、13:00
    • 参加料金   無料
    • お問い合わせ 京都府立植物園(TEL:075-701-0141)