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子育て環境日本一

スマイルプレイス

地域の子どもたちは地域のみんなで育てる。子育ての中心スマイルプレイス

「スマイルプレイス」は、大山崎で活動される子育て支援団体です。「地域の子どもは地域のみんなで育てる」ことを目指して、子育てをする世帯・家族を暖かく見守り、手助けできる地域を目指して、そして子どもたちがそんな大人たちを見ながら自分を大切にする心を持って育ってほしいという想いで活動されています。

前向き子育てプログラム

代表の幸山由佳さんは、前向き子育てプログラム(トリプルP)の認定ファシリテーターです。トリプルPはオーストラリアで開発された親向けの子育てプログラムで、子どもの発達を促しつつ、親子のコミュニケーション、子どもの問題行動への対処法など、それぞれの親子に合わせた方法に変えていくための考え方や具体的な子育て技術を学ぶものです。世界25 カ国以上で実施されています。
子育ての思わぬ罠を知り、それをできるだけ回避して落ち着いた気持ちで子どもと接すること。具体的な子育てのスキルを使い、楽しく楽に子育てできるようになる、そんなプログラムを提供されています。

前向きな子育てのお手伝い。親子で楽しむサロン

親子サロン「スマイルプレイス」は、月に一回程度大山崎町内の公民館や自治会館で開催され、絵本の読み聞かせや手あそびうた、他の参加者との交流、手作りお菓子で楽しめます。赤ちゃんから就学前のお子さんと保護者が気軽に参加できます。

アルバム作り

「アルバム作り」は、スタッフさん考案の人気コンテンツ。デザインが得意なスタッフさんのレクチャーのもと、お子さんの写真をデコレーションしたり、メッセージを添えてオリジナルのアルバムをつくります。

アルバムづくりが子育てに与える影響に関する調査を行うアルバム研究所の調査によると、写真の閲覧において、利便性はスマホに劣るものの、愛着があるアルバムを利用する頻度は6割あるそう。

アナログ写真は利便性では評価は得られないものの、愛着や思い出の品としての面で、ただの記録ではなく「感情」の面において、評価が高い結果となりました。

アルバム研究所 – 写真・アルバムが持つ子育てへの影響について

制作自体も、そして後から見返しても親子共に素敵な思い出になることはもちろん、親にとっては子育てのモチベーションに、お子さんにとっては親御さんからの愛情を感じられる、素敵なアクティビティです。

子育て仲間の交流の場に・みんなで悩みを解決

取材に伺ったこの日は、トリプルPセッションがありました。テーマは「子どもの発育を促す」。子どもと良い関係を築く、子どもの良い行動を促す、子どもに新しい生活技術を教える、という3つの項目がありました。各々の子育て中の悩みを話しながら、どうしたらその悩みが解決できるかを幸山さん、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。

ポジティブの連鎖

第2回目となる今回では、前回のセッション以降のおうちでの出来事・気づきの振り返りから始まりました。お子さんの行動について「こうして欲しかった」「そのために私がこうしていれば違ったのかな…」という参加者に対して「でも〇〇なのはよかったよね」と必ず幸山さんからのポジティブコメントが。その上で、経験上の対処法を共有してくださいます。

「こどもを褒める」というテーマについては、2人1組で褒め合ってみよう!というロールプレイも。参加者の方から「こんなときどうされてますか?」と自発的な発言が絶えなかったのが印象的でした。みなさんとても和やかに、楽しそうに交流されていました。

新たなネットワークを広げる場・スマイルプレイス

つながりをサポートしてくれる場

公立の幼稚園が無い大山崎では、同じ地域に住む親子が出会う場が限られています。近くに住む親御さん・お子さん同士のつながりをお手伝いしてくれる場の一つがスマイルプレイスです。コロナ禍以前には、ここで仲良くなった保護者さんたちが一緒にお茶をすることも。親同士の情報交換や交友関係を広げられる場であり、利用者さん・スタッフさんたちとちょっとした悩みや疑問を共有し、解決を手伝ってもらえる頼りがいのある場所です。お子さんも小学校入学当時からお友達ができるので安心です。

自分を取り戻せる場所

保護者さんたちに気持ちよく楽しんでもらえる、そういった場づくりを理想とされているスマイルプレイス。要求の多い子どもに穏やかに向き合うためには、心の余裕が必要です。少し子どもと離れる時間を作って、自分自身を大切にしてもらうために、保育付きの料理教室や産後ケア講座などのイベントを行われ、親御さんたちに自分の時間を大切にしてもらえるようなサービスを提供されています。

スタッフさんと遊ぶ子ども達

子育てする人たちが安心して頼れる「子育て仲間」を作りたい。

スマイルプレイスを設立したきっかけを幸山さんに伺いました。「子育てをする人たちが仲間を作れる場所やきっかけを作りたかったんです」とおっしゃる幸山さん。「私自身が、身寄りのない土地で初めての子育てに臨みました。当時は知り合いもいないし、子育てについて相談できる相手もいない。しかも一日中喋らない相手とだけ過ごすんです。母親学級などでせっかくできたママ友にも、相手の状況がわからないので遠慮してしまうんですね。毎日孤独感と不安感でいっぱいでした。」

「でもやっぱり人って、誰かと一緒に子育てするようにできてるんです。15年前、大山崎に引っ越してきて、社会福祉協議会の事業に参加し、出会いがありました。そこで出会った方と子育てを支える場所づくりの意見が合致し、サロン立ち上げに至りました。日中一人でお子さんを世話していることが多い親御さんたちには、やはりちょっとした悩みや疑問を相談できる場、地域で子育てできる環境が必要だと思います。」

来てくれる人たちの「ありがとう」が何よりのやりがい

非営利団体として、サロンの運営はボランティアでの活動になる中で、「どうしてそこまでやるのかと言われることもありますが、一番は来てくれた方たちが『ありがとう』と言ってくださること。自分が子育てしていた時のしんどさを抱えなくていいんだと思うと、それだけでやる価値があるなと感じます。」と幸山さん。ポジティブマインドの原点です。

参加者がセッションをする間、スタッフさんたちがお子さんを預かります。和室ではさまざまな年齢のお子さんたちが楽しそうに触れ合い、あそぶようすに癒されました。

スタッフインタビュー

スタッフのみなさんにスマイルプレイスのスタッフになったきっかけを伺うと、「こどもが可愛いから!」と楽しそうに笑います。小さな子どもがかわいいのはもちろん、「子どもたちがちょっとづつ成長していくのを見るのも嬉しいですね。先週はカ行が話せなかった子が一週間で喋れるようになっていたり。成長を感じる瞬間がいつも楽しみなんです。」と口を揃えます。

サロンで子どもたちの成長を見守りながら応援。年齢を問わず交流できる場です。人気イベントマドレボニータの産後ケア、お料理教室のようすも。

スタッフさんはみなさんそれぞれ保育士、京都府子育て支援員、看護師の資格を持っておられるプロフェッショナル。信頼してお子さんを預かってもらえます。

また、スタッフの皆さん自身が子育てをされているので、お母さんたちの気持ちや苦労がわかり、少しでも助けになりたいという思いも強く持っています。中には実際にサロンに通っていた方もいて、自分の子どもが卒業したので次は自分がなろう!と決めた方も。育児の悩みを相談・解決できる場所であるとともに、お母さんたちが息抜きできる場を作りたいというのがみなさんの想いです。