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子育て環境日本一

NPO法人子育てサークル虹色でんしゃ

幸せは「なる」のではなく「ある」もの。自分を後回しにしない子育て

親にとって、子どもが一番。でもお母さんだってひとりの女性、人間です。子どものことばかりで自分のことは後回しになってしまいがちですが、常に子どもを最優先する生活の連続はストレスが発散できず、疲れも取れません。リフレッシュに外に出たいと思っても、子どもが騒いでしまうかも、体調にも気を使う…と常に不安が付きまといます。

そんなママさんを心身ともに癒し、他愛もないおしゃべりや愚痴をこぼす機会を与えてくれるのが長岡京市で活動される「NPO法人子育てサークル虹色でんしゃ」です。ママとお子さんの集いの場「虹色ひろば」、ママの「してみたい!」を叶え、さまざまな講座を体験できる「虹色いろいろ体験会」、なんらかの理由で外に出られないママのための「足もみde産後ケア&育児ケア訪問」サービスを提供されています。

自身の経験から生まれたママのための訪問事業

理事長であるのだめぐみさん。ご自身が初めての子育ての際助けられたサービスを自分も提供したいという思いから、虹色でんしゃを設立されました。「私も第1子の子育て中は、どこに行くにも「泣かないかな?」「迷惑かけないかな?」と心配ばかりしてました。でも私が子連れで入り浸っていたベビーマッサージ教室は「泣いてもいいのよ」「しんどい時はSOS を出してね」と抱っこを代わってもらったり、レッスン後にランチをゆっくり食べさせてもらったり…本当に「安全基地」のような存在でした。だからこそ、のびのびと自分の「好き」を優先してお出かけができるようになったんです。」

子育て支援のオンライン化

「虹色ひろば」「虹色いろいろ体験会」は、長岡京こらさをはじめとする公共スペースなどを借りての開催でしたが、2019年からは『大勢の中に来づらい』、『体調的に外に出るのがしんどい』というママに向けた訪問マッサージサービス「足もみde産後ケア&育児ケア訪問」を始められました。しかし、『知らない人がいきなり家にくるのは不安』、『旦那さんがよく思わない』、など難しい場合も。

オンラインではそんな方でも気軽に参加できる、まずどんな人たちがいるのか知ってもらえるというメリットを生かして、今後も活用することでさらに利用しやすいサービスを目指されています。

オンラインの利点を最大限に生かして

虹色でんしゃの子育て支援の目的は、「孤育て」をなくすこと。ママたちはひとりじゃないと分かってもらうこと、助けを求めたり、誰かに相談して自分を大切にしてもらうことです。オンラインでもそのための支援はできるはず。パジャマで参加OK、わざわざお出掛けしなくてもいい、遠方からも参加できる、天候などを気にしなくてもいい。オンラインだからこその利点を生かし、イベントへの参加方法も多様化しています。

多彩な講座

講座の内容は、美容講座からファイナンシャル講座まで様々です。取材に伺った12月15日に開催されていたのは「女性のための幸せな歳の重ね方講座mini(ボディーワーク編)」。会場6組、オンライン5組の参加でした。時にはスパルタなちか先生が、いつまでも美しい女性でいられるためのトレーニングを優しく指導されていました。
オンライン講座は、この日の映像を編集し、後日期間を設けて配信するというもの。リアルに参加したい、オンラインで参加したい、利用者さんのそれぞれの要望に応えてくれます。

雰囲気は暖かく、終始リラックスした様子。自由に動き回るお子さんたち。ワーク中のママにもたれかかったり、隣の参加者のスペースに行ってしまっても、みなさん気負い過ぎず、「すいません〜」「全然大丈夫です〜!」と思いやりのある会話がかわされていました。

また、講座中お母さんから離れ不安そうだった赤ちゃんも、のださんの抱っこで落ち着いた様子。利用者の方も講座に集中・リラックスできて、とても頼もしい存在です。

虹色でんしゃという場所の意味

虹色でんしゃの二つの役割

ママたちが集う場所、虹色でんしゃ。そこには二つの意味があります。

子育て中のママが集まって悩みや情報共有ができる場所

子育ての悩みは様々で、子ども一人ひとりの個性によっても違います。解決策にこれといった正解はないけれど、ここに来れば似た悩みを持つ・持っていたママたちに出会え、「うちもこうだったよ」という一言が聞けるかもしれません。のださん「学術的な講演や専門的なお話を聞くことももちろんためになるけれど、身近な先輩・仲間から共感してもらえることがきっと心の支えになることもあると思うんです。参加者、スタッフのみんな身内のような親近感があり、『これしんどいよな〜』『でもがんばろな〜』と悩みを共有して少し楽になる、そんな場所として利用してもらっています。」

新しいことを始めたい、自分のスキルを試したいママたちのチャレンジの場所

また、虹色でんしゃのスタッフは、ほとんどが元利用者さん。元美容部員の方が美容講座を行ったり、それぞれ自身のスキルを活かした講座を開かれています。虹色でんしゃは、新しいことを始めたい、何かにチャレンジしたいママにとって、それを可能にしてくれる場です。

恩が循環する場

自分がしたことは、自分に返ってきます。はじめはママ友にお願いすることもあったというこの活動も、利用者の方が手伝います、と言ってくれ、またそのスタッフが講師として講座を開いたり。さらにそれを見た方が自分も何か始めてみよう、というサイクルが出来ており、また、そんな場が理想だと語るのださん。

利用者、スタッフのみなさんが身内のような距離感で安心できる虹色でんしゃ。サイクルはどんどん続いていきます。