京都市動物園は、明治36(1903)年4月に大正天皇の御成婚を記念して、全国で2番目に開園した歴史を持ちます。市民からの多額の寄付金を元に建設された京都市動物園は、市民の手による日本で初めての動物園と言えます。
京都市動物園では、令和2年2月に「いのちかがやく京都市動物園構想2020」を策定しました。いのちをつなぎ、いのちが輝く動物園になるために、今後の10年を見据えた構想です。「人間もまた地球に生きる動物の一員であることを踏まえ、京都市動物園は、ヒトを含む全ての動物のいのちと暮らしに敬意をもって向き合い、市民の皆様とともに動物園文化の成長と発展に寄与すること」を京都市動物園の理念として掲げ、以下の6つの行動指針を定められました。
行動指針に基づき、京都市動物園が取り組む「種の保存」の対象種を選定、分類し、管理していく計画として「京都市動物園コレクションプラン」を定められました。さらに「京都市動物園動物福祉に関する指針」を立てられ、飼育している動物の暮らしをより豊かにする取組を充実させるため、「どうぶつしあわせプロジェクト」等にも取り組んでおられます。
新型コロナウィルスの感染拡大防止に努めながら、「ゴリラのお庭を森にしよう!プロジェクト」など、楽しく且つ動物達の為になるイベントも行っておられます。
ゴリラたちが毎日使っている「ゴリラのおうち」のグラウンド。野生のゴリラが住んでいる森に少しでも近づけるため、日頃から職員さんが木を植え替え、イベントで来園者の方々に植樹していただいたりするものの、ゴリラたちが折ったり抜いたりしてしまうこともあり、なかなか緑が増えないのが現状です。
そこで、プロジェクトとしてグラウンドに植える樹木を募集されています。樹木を持参いただいた方には、記念品をプレゼント!持参いただいた樹木は、担当者の方がゴリラのおうちのグラウンドに植樹してくださいます。
※なお、今年度はこれまで毎年行っていた「ゴリラのお庭に木を植えよう」のイベントは、新型コロナウイルス感染症の感染予防のため行われておりません。
「グラウンドに木がたくさん育つことで、ゴリラたちが隠れる場所が増えたり、木で遊ぶ機会が増えたりと、ゴリラたちがより快適な環境で過ごせるようになります。お家のお庭にある不要な樹木などがありましたら、是非このプロジェクトに御協力よろしくお願いします!」
タイトル | ゴリラのお庭を森にしよう!プロジェクト |
受付期間 | 令和2年12月1日(火)~ 令和3年3月31日(水) |
参加方法 | ・事前にメール(kyotoshi-doubutsuen@city.kyoto.lg.jp)で,「代表者の氏名,電話番号,樹木の種類及び本数,樹木を持ってきていただける日時」を御連絡ください。受け取りの詳細を調整させていただきます。 ・ゴリラのおうちに樹木を持ってきていただき,記念品をお渡しします。(記念品は1組につき1つとさせていただきます。) ・樹木の受け取りは,開園時間中とさせていただきます。 ・1回に受け取り可能な樹木の本数は,5本までです。 |
樹木について | 大きさについては,高さ1メートル以上で,御自身で持運びができるもの。種類については,なるべく耐寒・耐暑性のあるものでお願いします。 ⑴ 植樹に適している種類
|
その他 | ・植樹した木をニシゴリラが抜いたり,枝を折ったりすることで,樹木が枯れてしまう場合がありますが,御了承ください。 ・木が無事に成長することを最優先とするため,観客通路から御覧いただける位置に植樹できない場合があります。 |
公式ホームページでは、園に関する情報や楽しいコンテンツが盛り沢山。是非ご覧ください。
「京都市動物園は元気に開園中です!京都府民以外の方も、どなたでもお越しいただけます。また、入場制限や事前予約をも実施しておりません。近くて楽しい動物園に、ぜひお越しください!」
3月~11月の期間 AM9:00~PM5:00
12月~2月の期間 AM9:00~PM4:30
※入園は閉園の30分前までです。
月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)
~令和2年度の臨時開園~
2021年3月29日(月)