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文化創造

京都水辺保全ネットワーク

自分たちで自分たちのまちを美しく。河川の清掃を基本に水辺の環境からまちづくり

 市内の河川愛護団体の方々が、高度成長期に悪化する京都の水辺環境を守る市民活動の先駆けとして設立された「京都河川美化団体連合会」が、2016年、水辺環境の学習機械の拡大や流域の災害防止等、活動の幅を広げるため、発展したのが「京都水辺保全ネットワーク」です。

京都府内南部の美しい河川を守る

 鴨川をはじめ、桂川、宇治川と京都市内を流れる一級河川は10本、高瀬川、堀川などの普通河川・準河川が3本。産業の発展とともに工場・生活排水やゴミの投機が増え汚れた河川を守ろうと、たくさんの地域住民が清掃活動を始められ、京都河川美化団体連合会へと発展しました。それぞれの地域の団体が集まって、「京都水辺保全ネットワーク」を形成しています。

 「京都水辺保全ネットワーク」では、各団体の会長が集まって河川研修会を開催し情報交換を行う、各地域での取り組みに活かせるような勉強会を行う、などの活動をされています。

 例えば、京都府下と言っても桂川水系と宇治川水系は抱えている問題が全く異なるため、お互いの課題を知ることで互いの先進事例を知ることができることなどがネットワークとしての強みになります。また、長年の活動の中で行政との連携も深まり、今では行政懇談会などを開催して働きかけも行われています。

 それぞれの団体で目的や活動内容は異なりますが、京都の川や自然を美しく保ちたいという思いは同じ。常に問題に対し、どうしたら解決・目標実現できるかを考え、市や自治体と連携して行動されています。

京都水辺保全ネットワーク 団体一覧

  • 疏水・白川を美しくする会
  • 明神川美化保存会
  • 東山白川の会 白美会
  • 嵐峡の清流を守る会
  • 白川源流と疏水を美しくする会
  • 堀川と堀川通りを美しくする会
  • 永松高瀬川保勝会
  • 銅馳高瀬川保勝会
  • 鴨川みそそぎ会
  • 有栖川を考える会
  • 日野川水辺の会
  • 淀納所桂川愛護会
  • 菊浜高瀬川保勝会
  • 崇仁高瀬川保勝会
  • 紙屋川を美しくする会
  • 水辺に学ぶネットワーク(さわい水辺ネット)
  • 京の川の恵みを生かす会

所属団体の活動を一部ご紹介

 今回取材させていただいた京都水辺保全ネットワーク、上村事務局長は、菊浜高瀬川保勝会の会長でもあり、高瀬川南部の河川美化に取り組んでおられます。高瀬川は繁華街を流れる河川なので人通りや観光客が多いからこその課題もあります。また、ただ川を綺麗にするだけでなく、せっかく訪れた人の印象に残るような景色にすることも河川環境を守る活動の一つ。「京都ほたるネットワーク」というホタルと共生できる自然豊かな環境づくりを行う団体にも高瀬川保勝会として参加しておられます。ホタル飛遊状況調査のマップが面白いので、是非一度見てみてください!

子ども向けのイベントも

 また、菊浜高瀬川保勝会では、地域の子供たちの水辺環境保全意識醸成を目的として、渉成小学校での水質検査・勉強会、夏まつりなども開催されています。同様に他の所属団体でも子ども達へ向けたイベントに力を入れており、銅馳高瀬川保勝会では、子ども達に高瀬川の歴史を教えたり、灯籠流しのイベントを開催。子ども達が水辺環境に興味を持てるよう、活動の内容も工夫が凝らされていて楽しめるものになっています。毎年3月には御所南小学校の子ども達と一緒に蛍の放流と観察会を、そして9月には高瀬川舟まつりを開催されています。

 綺麗な川を維持するためには老若男女、全員で保全活動をしていくことが大切。「若い人でも自発的に活動に参加いただける方が増えている」と上村事務局長がおっしゃっておられたことが印象的でした。

綺麗な街には綺麗な川が流れている

 綺麗な街には綺麗な川が流れ、綺麗な川の流れる街は綺麗な街になります。京都水辺保全ネットワークは、「子どもたちに美しい川をのこそう」をコンセプトに、綺麗な川と資源を後世に残すべく、水辺環境の保全に尽力されています。

イベントの予定

 11月5日(金)京都水辺保全ネットワーク50周年記念講演会(予定)
講師 京都産業大学現代社会学部 鈴木 康久(すずき みちひさ)教授