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文化創造

木津川を美しくする会

木津川の美化活動を推進して48年。作品展の開催で、河川美化・環境保護についての認識を高めるきっかけづくり

 昭和48年1月18日、木津川の美化活動を推進するために設立された「木津川を美しくする会」は今年で48年目となります。木津川の美化清掃活動や、地域の方々に木津川の美化について考えてもらうきっかけとなる作品展を開催するなど、木津川を守るための活動をしています。

美化活動・河川美化意識の醸成

 昭和48年当時は高度経済成長の負の側面として公害や環境破壊が社会問題となっていました。木津川も水質汚染が進み、危機感を持った地元の有志が関係機関に働きかけ、当会が発足しました。活動の甲斐があって、木津川の水質は改善し、美しい景観が戻ってきましたが、未だゴミの投棄は跡を絶たず、プラスティックゴミの海洋汚染など新たな課題も起こっています。会では継続して美化活動、河川美化意識の醸成の活動を行っています。

全体、市町村支部での清掃活動など地域全体での取り組み

 年1回、木津川漁業協同組合と共催で実施する清掃活動の他、各市町村支部では地域の様々な行事に呼応する形で清掃や河川の見回り、啓発、研修などの活動を行っています。

 木津川は相楽地域の5市町村すべてを貫き流れるふるさとの川です。木津川は、ふるさとの豊かな自然を育み、多くの恵みを与えてくれます。近年は地域おこしの資源としても注目されています。美しい川木津川を守り、未来に引き継ぐため、地域の皆さんが一丸となって取り組んでいます。

 当会の活動は、会の目的に賛同し賛助会員になっていただいた地域の企業や事業所からの会費で成り立っています。広く、当会の活動を知っていただき、賛助会員の拡大を図っていきたいと考えています。

木津川を美しくする作品展

 毎年、「木津川を美しくする作品展」を実施、木津川美化に関する標語・短歌・俳句・詩・作文・ポスター・書道の作品を募集し、管内小中学校等から多数の応募をいただいています。作品の制作を通して、子どもやそのご家族に河川美化や環境保護について考えるきっかけとしてもらい、認識を高める役割を果たしています。「作品展」も第48回を迎え、親子二世代、三世代にわたって応募される家庭もあり、地域に根付いた事業になっています。

 発足当初は冊子「木津川」を、現在は「作品展」優秀作品受賞者の表彰、「河川美化功労者」感謝状贈呈、作品展示を行う当会の事業である「ふるさとの水と緑を守るつどい」の冊子を作成し、入賞作品等も紹介しています。

以下より、2020年度の入賞作品をご紹介します。

標語の部

天賞

[相楽郡広域事務組合代表理事賞]
木津川台小学校5年  市場 大晴
川遊び 魚と目が合う 川が好き

地賞

高の原小学校1年 名川 莉子
きらきらの みずべとえがお まもりたい

梅美台小学校3年 藤井 天楽
みんなの 一つ一つの行動で 川が、かわる。

人賞

高の原小学校1年 江口 咲希
きづかわに やさしさを つたえよう

高の原小学校4年 辻 望叶
おだやかに 流れるながめ いつまでも

梅美台小学校5年  西村 実莉
アーユーOK 木津川きれい アユ元気

佳良賞

高の原小学校6年 中塚 創大
木津川の汚れは 市民の心の汚れ

梅美台小学校2年 吉田 未羽
すてないで なみだで川があふれてる。

美台小学校6年 瀬戸山 聖
きれいな川に、 あなたの心が、 写るはず。

俳句の部

天賞

[国土交通省近畿地方整備局木津川上流河川事務所長賞]
相楽台小学校2年 西山 智佳子
きづのかわ 父ににたやま すいめんに

地賞

笠置町 川﨑 博史
縄張 なわば りの 岩ひとつ得て 鮎の意地

恭仁小学校5年 鎌倉 稀乃花
山を切り ゆうゆう流れ 涼風 りょうふう運ぶ

人賞

木津川市 小谷 廣子
みなかみは 恭仁京跡 くにきょうあとや 蛍とぶ

和束町 和田 幹男
鮎の や たぎつ瀬音 せおと の 木津の奥

東光小学校5年 越智 愛円
菜の花が 川に教える 春だよと

精華台小学校1年  鬼頭 心結
しらさぎが 七ひきもいる 木づ川に

佳良賞

木津小学校3年 小松 亮太
じいちゃんも 遊んだ木津川 大すきだ

高の原小学校1年 馬場 結花
しゃぼんだま きれいなかわへ おさんぽだ

高の原小学校6年 上阪 航士朗
ワタリドリ いつおりたっても 川豊か

梅美台小学校6年 雜賀 琉生
水が透け  うお のうろこに 日が昇る

精華台小学校4年  松井 蓉実
木津川も 夕立飲んで うれしそう

短歌の部

天賞

[山城ライオンズクラブ会長賞]
木津川市 奥田 芳昭
木津川に 夏来たるらし 熊蟬 くまぜみ
標張 しめは る声ぞ 木末 こぬれ に聞こゆ

地賞

木津小学校6年  田中 康惺
山川を むすぶ鉄道 見下ろせば 
水辺飛び立つ 若いしらさぎ

人賞

城山台小学校2年 清家 樹
らいねんは ぜったいみたい みんなでね
かわにうつった はなびたいかい

佳良賞

木津小学校5年 中村 苗樹
木津川を 電車がわたる ゆっくりと
夕陽がきれい オレンジ色だ

詩の部

佳良賞

精華台小学校1年  藤田 心葉

「だいすき!きづがわ」

アハハハハ
きづがわいくと たのしいな

さかなとり
さわがにいっぱい みつけたよ

すいかわり
ひやしたすいか おいしいな

みずあそび
きれいなかわは きもちいな

ありがとう
ゴミをひろって かえります

だいすきな
きづがわきれい うれしいな

作文の部

天賞

[京都府知事賞]
精華台小学校5年 藤田 愛実

「守ろう、美しい木津川」

 川底の石も見える、とう明なきれいな川。はだしで歩くと足ツボみたいだけど、あぶなくない石の道。「木津川に遊びに行きたいなぁ」見るたびに思わず言ってしまうようなお気に入りの川。
 「魚さわれたよー。」「カニさんいた!」「きれいな石見つけたー。」楽しい声がきれいな木津川にひびく。家族でワイワイと魚やカニをつかまえたり、石でスイカや缶ジュースのプールを作ってひやしたり、バーベキューをする。私は木津川が好き。住宅街のそばにあるのに木津川は、体全体で、めいっぱいに自然を感じることができる。私は、車やバスの出すにおいがいやだ。でも、自然の木々のにおいや水のにおいは大好きだ。だから、木津川がずっときれいでいてほしいと遊びに行くといつも思う。
 夕方になり、川が少しひんやりしてくると「そろそろ帰ろうかー」と父が言う。これがかけ声となりいっせいにバーベキューのかたづけなどが始まる。大きなゴミぶくろに、空きカンや、ペットボトル、おかしのふくろなどを分別して、ポンポンと入れていく。大きなゴミぶくろはすぐに満たんになる。それは、自分たちのゴミだけじゃなく、川に捨てられてあったゴミも一緒に拾うからだ。そして、あたりのゴミがすっかりなくなってきれいになると、ごほうびにすいかを食べる。一生けん命かたづけたあとのすいかはキンキンにひえていてつめたくて、あまくて、とてもおいしい。最後にすいかの皮をゴミぶくろにつめて、手に持つ。そして、大きな声で、木津川に、「ありがとう!」とお礼を言ってから帰る。
 「あー楽しい一日だったな」帰り道、と中の道路から、木津川を見て、びっくりした。そして、ざんねんな気持ちと、いかりもまざった感情がわきおこった。さっきのきれいな木津川と違い、このあたりの木津川は上から見ても分かるぐらいにたくさんのゴミが落ちていた。遊んでいる家族もいない。水もとう明でなくにごっていた。「だれがこんなことをしたんだろう」と腹がたった。「今すぐかたづけて、きれいな木津川にもどしたい」と強く思った。私はきれい好きだから、もどかしい気持ちになった。でもこんなに大きい木津川を自分一人でかたづけるのは大変だし、不可能だ。しかし、「木津川をきれいにするように協力して!」とよびかけることはできる。そう思い、その年から毎年、木津川を美しくするポスターを描いている。どうか木津川をきれいにしよう、と思う人が増えますように。と願いをこめながら。一人一人ができることは限られているかもしれないけど、一人一人の力が合わされば、きっと物事は変えられると私は信じている。
 そして、また夏が来る。「今よりも、木津川がもっときれいになっていたらいいな。」と楽しみに、私は毎年、木津川で遊ぶだろう。

ポスターの部

(画像をクリックで拡大できます

天賞

地賞

人賞

佳良賞

書道の部

(クリックで拡大できます。)

天賞

地賞

人賞

佳良賞

どの作品からも、参加者のみなさんの木津川を大切に思う気持ちが伝わってきますね。一度、木津川の美化について考えてみませんか?