ロシアの占拠下にある北方四島(歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島)の返還を求め、府内の北方領土問題に関する理解と認識を広める運動を進める北方領土返還要求京都府民会議。
昭和57 年(1982 年)9 月3 日に、京都府内の婦人団体、経済団体、労働団体、府民団体そして政党の13 団体が集まって、総務庁(当時)・北方領土問題対策協会(北対協)の指導のもとに結成され、京都府内における北方領土返還運動を行う唯一の公的任意団体として発足しました。
ただ返還されればいいというものではありません。日露間に真の平和を確立することを使命とし、府内の世論を盛り上げるための活動を進めておられます。
北方領土の日(2 月7 日)を中心に、集会・研修などの活動を実施し、北方領土返還に向けて理解と協力を求める。
北対協が実施する北方四島交流事業、現地研修、全国代表者会議、青年・婦人フォーラム、国際シンポジウム等全国的な事業への積極的な参加。
近畿ブロックとして実施している青少年北方領土研修をはじめ、各種共同事業に参加。
北方領土返還要求に対する府民の気運を盛り上げるため、定期的に講師を招いて特別講演会を開催されています。
令和元年10 月に開催された講演会では、筑波大学教授 中村逸郎氏を迎え、ロシアや北方領土を訪問された写真資料とともに、「ロシア人と日本人との考え方の違いを理解することが領土についての考え方に影響している」、「北方領土が返還されると、3 つのメリット「世界最大級の漁場」「酪農の育成」「温泉・観光の魅力」がある。食生活が豊かになるという身近な事象を、北方領土問題に関心を持つきっかけとしていただきたい」などお話しされ、参加した府民の領土問題に関する知識・関心が高まりました。
公式サイトで、北方領土問題についての知識・関心を深めましょう。